「あなたの会社の商材をもとにヘルスケアプロジェクトをつくり、新規ビジネスを実らせましょう! 」という趣旨に集まった福井県内企業(企業枠6社)の発表会が開催されました。
6月の集合研修にはじまり、7月〜2月の毎月(8回)福井県を訪れ、一社あたり90分の個別支援を繰り返してきました。そして年度末の3月、成果を発表し合いましょう、というもの。
いずれの企業も、最終の成果発表の内容はとても素晴らしく、事業背景、事業対象、事業内容、事業方法について緻密に構築された事業化が成されていました。
・事業背景については、健康日本21第三次(令和6年4月~)を踏まえ、的確な分析なもとにテーマ設定ができていました。
・事業対象については、ざっくりとした対象ではなく、分母となる全対象から分子となる優先順位の高いターゲットを抽出することができていました。
・事業内容については、単にProduct(商材)を開発するにとどまらず、商材+人材+知財から成るProject(事業)を開発する方にしっかりと目が向いていました。
・事業方法については、企業と自治体(福井県)と大学等との共創互恵の体制が築かれており、アウトカム(成果指標)の設定と検証、そしてエビデンスの構築に向けた計画が立てられていました。
西根英一は当事業の統括コーディネーターを務めました。今回、マーケティング戦略後の、プロモーションの設計についてもしっかりとアドバイスすることができました。それに伴い、クリエーティブディレクションやコピーライティングの提案もかない、良きものができたと思います。今後、実証実験に相当する取組みを経て、いずれの事業にもエビデンスの再現性が担保されることが望まれます。
fukui“>福井県ヘルスケア事業成果発表会