当研究会は、年間4回シリーズで開催しています。第1回研究会(8/27実施済み)では「職域」、第2回研究会(10/25実施済み)では「地域」、第3回研究会(12/13実施済み)では「学域」にそれぞれフォーカスして、フェムテックについての理解を深めました。
最終回となる今回の研究会では、これまでの内容を総括し、「北陸地域におけるフェムテック産業振興のあるべき姿」について、国内外の成功事例や北陸の現状を基に考察します。そして来年度(今年4月)から研究会は協議会へと体制を変え、産官学民金の共創が始まります。
第4回『フェムテック産業振興研究会』
最終回パネルディスカッション
モデレーター:事業構想大学院大学特任教授 西根英一
パネリスト:
日本IBM株式会社コンサルティング事業本部マネージングコンサルタント 福井穂香
福井県立大学地域経済研究所長 松原 宏
芝浦工業大学准教授 平田貞代
東京大学医学部附属病院バイオデザイン部門長 前田祐二郎
・パネルディスカッションテーマ①
女性健康を担保に女性活躍を実現するためのフェムテックの実用化(=産業振興、社会実装)に向けては、内に閉じたものでなく、外に開かれたものであることの重要性を感じます。開かれたフェムテックのために、どんなハードルをクリアしないといけないのか? あるいは、どんな要件を満たさないといけないのか? 等について、それぞれの立場から専門的なコメントをいただきたいと思います。
・パネルディスカッションテーマ②
北陸地域におけるフェムテックの実用化(=産業振興、社会実装)は、何をもってその可能性が広がるのでしょう。北陸産業の技術にあるのか、北陸社会の市場にあるのか、北陸文化や北陸人の気質にあるのか等、そのポテンシャルは、北陸のどこにどんなふうにあるのかについて、それぞれの立場から探索的なコメントをいただきたいと思います。
・パネルディスカッションテーマ③
会場の、ないしオンラインでご参加の皆さんにお聞きします。いまどんな活動をしているのか。どんな活動をしたいのか。その活動が、北陸地域におけるフェムテックの実用化に寄与する可能性について、ご発言いただきたいと思います。
・パネルディスカッションテーマ(最終提言)
これまでに研究会では、職域、地域、学域の側面から多面的にフェムテックをみてきました。フェムテックの実用化には、産学官民+αがどんな連携をすればいいのか、それぞれの専門分野から希望的な提言をいただきたいと思います。